上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
いま私とキスすると、もれなくザラついた喉の感触を味わうことができる―。
なんて自嘲してみる。
3年以上ぶりに煙草を買った。
原因は、結婚式のための京都1泊旅行。
本家のヒトタチと行動するのは、精神的に負担がかかり過ぎた。
原因は、伯母。
彼女は本家の商売を支えながら、家事や一族に関する一切を取り仕切っている。
そして、少し口うるさい。
そんな小姑の一言や一挙手一投足に、私の母は絶えず彼女に対して気を遣っていた。

まだ本家とウチの間で交流があった頃のこと。
本家に年始のあいさつに行った後には、きまって母に叱られた。
「あんなにたくさん食べて恥ずかしいじゃない!」
「手伝いに出るタイミングが遅い」
といった、至極理不尽な理由で。
今思えば八つ当たりのようなことだったのだろう。
どうしておこられるのかわからない私は、気分を害しながらも「いい子」になろうと努力した。
だけど5年前、その必要はなくなった。
本家の伯父と父親が絶縁したからだ。
それとほぼ時を同じくして、私は壊れた。
22歳の夏だった。
祖父が肺がんで亡くしたとき、絶対に吸わないと誓った煙草を、私は吸うようになっていた。

伯母と対峙するのは、今の私にとってもやはり精神的に負担が大きかったのだろう。
私は彼女たちの前では「いい子」を演じることがカラダにしみこんでしまっている。
その上、一族24人での団体行動だ。
単独行動をこよなく愛する私にとって、これはさらなる負担だ。
時間を追うごとに、ストレスは肥大化していた。
やり場のないストレスは、どこかでガス抜きしたい。
ハトコの女の子が吸うマルメンライト。
あれならちょうどいい。
1本欲しいな・・・。
思ってるだけで、欲しいとは言えなかった。
だけど、ほんとうに欲しかったのは別のもの。
公然と煙草を吸う姉ギャルのようなハトコの奔放さが欲しかった。
大胆な行動を取るくせに、周囲の目を気にするアンバランスな私自身をはがゆく思う2日間は、多大なストレスをもたらした。

旅から戻った夜、私は久々にデパス1mgを飲んで眠り、翌朝社内のスモーキングルーム内の自販機で煙草を買った。
(あっ、出たんだ)
な程度で流していたマルメンのウルトラライト。
まさか買うとは思わなかった。
この1箱でやめにしておかなくちゃ。
私の喉は、あまり強くない。
スポンサーサイト
『ゆどうふ 順正』にて

ビール グラス2杯
披露宴では・・・

シャンパン 2杯
(うち1杯は弟のシャンパンをかっぱらう)
白ワイン 1杯
赤ワイン 2杯
ビール グラス1杯


二次会では・・・

白ワイン 1杯
赤ワイン 2杯
2005.09.23 京都へ
明日から1泊2日で従兄の結婚式に行く。
結婚式は、奥さんになるヒトの故郷である京都で行われる。
カナダからの帰国以来、これがはじめての旅になる。
今日からはじまっているゴスペルクワイヤーの合宿にも欠席。
クワイヤーに入って以来合宿は3回あったが、1度も参加したことがない。
1回目はお金がなかったからバイトしていた。
確か、千葉県内のショッピングモールでのキャンペーンだった。
実際は、クスリを飲んでいるところを見られたくないことが欠席の理由。
2回目は、カナダに行くことに決めていたから欠席。
彼らの合宿の終わった日、私はハリファックスを出てモントリオール行きのバスに乗った。
そして3回目。
今度こそは参加するつもりだった。
合宿先から京都にかけつけることにしてでも。
そのための経路探索を幾通りも試みたが、結婚式には間に合わないことが判明し、今回も欠席。
仕方がない。
合宿は次があるけど、結婚式は一度だけ。
今回結婚する従兄は、私がほんとうに苦しんでいた時期に支えになってくれたヒトの1人である。
スナオに祝福してあげたい。
私が、週5日フルタイムで働けるまでに元気になったところを見せられるまたとない機会なのだから。

閑散としたこのブログにトラックバックなるものがついた。
トラバ返しついでに、恋愛バトンの変形バージョンを試してみる。


1)初恋はいつでしたか?
小学校高学年のとき1学年上のヒトのことが気になってましたね。
この頃から今に至るまで年上好きは揺るいだことはありません。

2)今まで付き合った人数は?
そんな過去は自分のなかでは消去済。
数はいない。

3)好きな人とデートで行きたい場所は?
葛西臨海公園でピクニック。
観覧車にも乗って、お台場まで水上バスで向かう。
そんなありがちなデエトがしたいです。

4)好きな人と見たい映画は?
映画自体1人で観る方が好きなので、あまり一緒に行きたくない。
今なら『チャーリーとチョコレート工場』かな。
強いて言うなら。

5)好きな人に言われて、またはされて一番嬉しかったことは?
そのヒトといること自体がうれしいです。

6)今、好きな人はいますか?その人の好きな所は?
スキナヒトはいませんが、忘れられないヒトはいます。
好きなとこは、思い出したくないな。
そのヒトに関してはなにもかも。

7)こんな人は絶対にムリ!っていうのありますか?
いわゆる「だめんず」
暴力振るう。
おカネに汚い。
浮気性。
それと、うそつかないヒト。
これ大事。

8)浮気は許せますか?許せる人はどこまで?
許せませんね。
自分でやってても罪の意識に囚われますから。
 
9)同棲ってしてみたい?
思いません。
眞鍋かをりのブログにも書いてあった意見と近いものがあるのだけど、自分のスベテを見せたくないんですよねえ。
ひとりの時間も大切にしたいというのもあるのですが。

10)あなたが愛情を感じる行動は?
具合がわるいとき添い寝して、ひたすら頭をなで続けてくれたヒトがいた。
その日のうちに好きになってしまいました。

11)愛と恋の違いは何だと思う?
愛は見返りのないもの。
恋は自己主張の1つ。

12)一番長く続いた恋愛は?
強いていえばついこないだまでの友達以上恋人未満の状態が3年くらい続いたことかな。

13)お付き合いしてみたい有名人、芸能人はいますか?
俳優の佐々木蔵之介。
小野真弓との熱愛報道には、蔵ちゃんファンの友人とブチきれた。


恋愛経験のすくない私には、回答に窮する場面も何度かあった。
次は友人が送ってくれた秘密バトンでもやるか!?

2005.09.20 新しい日常
今の職場で働きはじめて、1週間が経った。
13人いた同期は、早くも1人脱落している。
ここではノースリーブを着ず、香水さえつけなければ、服装でうるさく言われることはない。
最初の2日はオフィスライクな服を着ていたが、今やすっかり毎日がカジュアルデーになりつつある。
今日もTシャツとパーカー
(フードが小さくて、ファスナーが胸のあたりまで斜めについているのが気に入っている)
に、ジーンズなんていうラフなスタイルで出勤だ。
親しく話せるヒトもできた。
1人は私より1つ年下の元介護職の女の子。
同年代で映画好きという共通点から話がはずみ、私は彼女と一番仲がいい。
もう1人は22歳の女の子。
子供の頃ゴスペルをやってた音楽好きのその子は、家族のことをよく話す。
働く期間が決まっていることは、私を気楽にさせる。
3月までできればいいが、今は今月いっぱいの試用期間をクリアできれば御の字だと思っている。
もうすぐ会社だ。
私はポーチから社員証を取り出した。
このビルに働く全ての人間は、カードキーがないと出入りすらできないようになっている。
2005.09.18 恋愛バトン
最近「○○バトン」と称したチェーンメールがはやっているらしい。
その中でも面白いと思ったものをやってみた。
mixiをやってると、ネット界の流行を肌で感じることができる。


1、お名前と性別教えてください。
sui 女
(注:名前はあくまでこのブログ限定のとってつけたもの。これは余談) 


2、現在、恋人または好きな人はいますか?
恋人もスキナヒトもいません。


3、今まで一目惚れをしたことがありますか?
あります。


4、恋人に求める条件を3つ挙げてください!
1.嘘をつかないヒト
2.何を考えているのかわからなくないヒト
3.あいつを忘れさせてくれるヒト
(1は必須として、その後は今の精神状態がダイレクトにわかる回答だと思う)


5、今まで付き合った人、好きなタイプと一致しましたか?
あまりおつきあいをしたことがありませんので回答に困ります(苦笑)
ビジュアル限定でなら、半分以上当てはまっていると言えるかも。
中身は一致したり、しなかったり。
ただ最近、自分と似たタイプの人間に惚れるのは、自分にとってよろしくないとわかってきました。
逆の人間と行動を共にするのも無理があるということも、2週間ほど前に気づきました。


6、自分から告白しますか?それとも待ちますか?
相手からコクらせます。
だって女だもん。
自分から仕掛けることもありますけどね。



7、結婚願望はありますか?

ないです。
両親を見ていて、結婚しても幸せに見えたことが一度もないです。
ただ、30後半か40歳を過ぎたらいいかななんて考えるけど。
それぐらいになれば、私自身も、結婚の対象になりそうな男も成熟してるだろうから。


8、失恋した時、どう対処しますか
ブログ書いてます、はは・・・。
酒飲んだり、電話したり、カラオケで失恋系のウタばかり歌ったり、そんなことをやってました。


9、今現在の、自分の恋愛を表す曲は?
アラニス・モリセットの『You oughta know』

   
10、回す人
これ読んじゃったヒト全員、なんてね。


ここまで開き直った答え方は、杉田かおるみたいだなあ。
精神構造限定で言えば、彼女と相通じるものがあると思う。
暴力は振るわないけれども。
閑話休題。
みなさんもやってみてはいかがでしょう。
結果お待ちしております。
駅前の西友でキリン氷結ロゼスパークリングを買って飲む。
9月16日

吉祥寺のバーで終電まで飲む。
この日飲んだ酒は3杯。

ハーパーのソーダ割
マイヤーズロック
ジンライム



9月15日 木曜日

新宿の小滝橋通りを入ったところにある瀟洒なお店。
友人のハルちんがメッセで教えてくれた。
厳選した北海道、もしくはオーストラリア産のラムを食べさせてくれるらしい。
ラムしゃぶはとてもおいしかった。
ここは私にとって、おあつらえ向きのものを食べさせてくれる店。

「ここまでベタな展開ってある?もぉ最高よね~!」

私はハイテンションに笑い飛ばしながらビールを飲んだ。


この日飲んだ酒・・・生ビール2杯


家と新しい職場を往復する電車で座れないことを逆手に読書に励むことにした。
本を読むのはとても好きな私だが、感想を綴ることは学校を卒業したらしなくなった。
漫然と本を読むのも味気ない。
ちゃんと記録して、その時々のナマの気持ちを記しておきたくなった。
そこでプロフに今読んでいる本に一言を添えてみたのだが、プロフに書いてもすぐ消すことになってしまう。
(それではもったいない)
と考え、ブログに記録してみることにした。
◆今日飲んだお酒◆
シリーズが好評(と、決め付けてみる)なので、2匹目のドジョウを狙った部分もある。
書き忘れないように予告しておこう。
1回目は、江国香織『神様のボート』について書きます。
衆議院選が終わった。
結果は与党・自民党の単独過半数で圧勝。
民主は惨敗で、岡田代表が責任を取って辞める事態にまで発展した。
小泉首相は、総理大臣になったとき
「自民党をぶっ壊す」
と宣言していた。
彼は「公約」を実現した。
派閥の解体や、党の分裂というカタチで。

日本にとって運命の1日だった9月11日の日曜日、私は衆議院選挙の出口調査のバイトをしていた。
日給8500円。
交通費や必要経費は全額会社で負担してくれる。
慢性金欠の私には、とてもおいしいバイトだった。
先週の水曜日に履歴書を持って行き、面接もないままテレビ局主催の説明会に連れていかれた。
履歴書を渡した時点で、誰をどこに配置するか決まっていたらしい。
面接もなく採用されてしまった。
私の派遣先は、埼玉県内にある自治会館。
自宅周辺での仕事を希望していたのだが、自宅から少し遠い現場に回されてしまった。
公正さを重視して、土地カンのない場所を選ばれたのだろうか。
聞けば、私の他のヒトも自宅から少し離れた勤務先になっている。

出口調査とは、その名の通り投票所の出入り口に立ち、投票を終えたヒトに実際に投票したヒトや、その理由などの質問の書かれたアンケートに用紙に記入してもらうものだ。
誰かれかまわずに声をかける訳ではないのだが、それは一概には言えないらしい。
私の場合、6人ごとに声をかける。
回答を拒否されたら、その人数もカウントする。
現場によって何人ごとに声をかけるかは決まっていて、それは統計をとった上で決まったのだそうだ。
昼間の2時間だけいたある通信社の調査員は短期勝負らしく、1時間に男女7人ずつにアンケートに答えてもらうという。
調査結果は、電話・FAX・携帯のアプリ転送などの方法でマスコミに送信される。
多少の差はあれど、やり方はほとんど一緒だ。
朝9時から夕方の5時半までの久々の外での立ち仕事だけかと思いきや、度重なるテレビ局からの電話で、結局現場の最寄駅を離れることができなかった。
調査終了から1時間後、テレビ局の態度に苛立ちながらやっと現場の最寄り駅を離れることができた。
自宅に着くと選挙特番は始まっており、そのまま11時過ぎまで各チャンネルを回しながら熱心に見た。
自分の携わったテレビ局には、一度も回すことなく。

実際調査する側に立って感じたことだが、報道されている出口調査の結果とほぼ同じような回答を得ることができているので、驚いてしまう。
それよりも注目すべき点は、自民・公明以外の政党に投票したヒトでも
「小泉政権を支持しますか?」
という質問に「はい」と答えたヒトが半分くらいいたことだ。
自分で調べた結果も、世論の縮図なのだと実感。
実感はまだ、筋肉痛というカタチで残っている。
外での立ち仕事が堪えたようだった。
(かつては毎週外で立ち仕事をしていたのに・・・)
1日遅れでやってきた筋肉痛に、トシを取ったことを思い知らされる。
2005.09.12 おさぼり届
出口調査のバイトでヘトヘトに疲れました。
明日からいよいよ派遣OLデビュー。
まずは研修です。

選挙のことや、身の回りに起こったことなど、書きたいことはいっぱいあるのですが、体力が追いつきません。
明日に備えて寝ます。
はっきりとした期日のお約束はできませんが、次回の更新までもうしばらくお待ちください。


さあ、明日からの仕事は気負わずに行こう!

9月10日 ホワイトバンドデー

クワイヤーの練習後、『庄や』で飲む。
ここ最近、夏バテ気味なのでサワーからはじめる。

1杯目・・・ゆずみつWサワー
2杯目・・・緑茶ハイ
3~4杯目・・・ウイスキーソーダ
(いわゆるハイボール)

3杯目あたりから深い話になり、ピッチが早くなる。
その時のお話は、いつか書きます。
結構、ショック受けました。


1年前の今日、私は日本に帰ってきた。
カナダでの1ヶ月の短期語学留学と、2週間のひとり時々ふたり旅を終え、アトランタから成田までの飛行機に乗っていた。
私のシートは3人がけ。
だけど、私以外のヒトは座っていない。
私は3人分のシートを陣取って寝そべったり、機内映画『ガーフィールド』を観たり、機内食に舌鼓を打ちながら、12時間半もの空の旅を満喫していた。
今まで住んだハリファックス、その後周ったモントリオール、ケベック、ペルセ、トロント、飛行機の都合で1泊した唯一のアメリカ・アトランタ。
街の一つ一つを思い浮かべ、また絶対カナダに行こうと誓いを立てながら、日本に帰るのをとても楽しみにしていた。
帰ったらまず、母の手料理が食べたい。
わかめと絹ごし豆腐のみそ汁が飲みたい。
あたたかい緑茶も毎日飲める。
弟にも会える。
いろんな友達のことが思い浮かぶ。
彼女たちに、彼らに会いたい。
帰国したら就職しよう。
今の私ならきっと大丈夫。
その時の私は、希望に満ち溢れていた。
機内放送で流れたスティービー・ワンダーのアルバム『Innervisions』の中の1曲
『Don't You Worry 'Bout a Thing』に励まされながら。


2004年9月6日 1:25PM
到着予定時刻よりやや早く、デルタ航空DL55便が成田空港に到着した。
この日の天気はくもり。
携帯の電源を入れる。
アンテナが立つことに感動し、私は早速母にメールを入れる。
しばらく携帯のない生活をしていたから、ちょっとぎこちない動作だったことを記憶している。
税関と検疫をくぐり抜けた私を待っていたのは、親友の佐和子だった。
カナダから冗談半分、彼女の携帯に
「迎えに来い」
とメールしたのだ。
「OO(私の名前)~」
「佐和子~っ!!」
私たちは抱き合い、手を取りあって再会を喜んだ。
「OO~会いたかったよぉ」
佐和子は目を真っ赤にして、潤ませている。
「たった6週間いなかっただけで泣くなよぉ」
「だってさびしかったんだもん」
うさぎを飼っている彼女は、寂しいと死ぬといわれるうさぎ同様、相当の寂しがり屋のようだ。
「佐和子、仕事は?」
「休んじゃった♪」
ばかなやつだ。
ほんとうに愛すべき、ばかな友達。


あれから今日でちょうど1年。
就職しようと誓った私は、職に就いたはいいが辞めてしまった。
当時、真っ先に帰国を知らせたかったあいつはもういない。
今、私は次の目標に向け動こうとしている。
いつになれば落ち着くことができるのだろうという不安はあるが、私は今生きている。
かつて死ぬことを本気で考えた私は、ときどき踏み外しながらであるが、生きている。
『Don't You Worry 'Bout a Thing』の邦題は『くよくよするなよ』
あまりに直訳な邦題は好きになれないが、この曲にはかなり励まされている。

池袋駅構内のパブでハーフ&ハーフ1杯

自分自身の明るいかもしれない未来に、乾杯―。
9月5日

先週応募した派遣のデータ入力の仕事の登録説明会に行く。
過去3回、派遣会社に登録したことはあるが、仕事をしたことがない。
某オー人事のところはたまに紹介の電話を入れてくれたことがあったが、勤務には至らなかった。
派遣会社に登録しても、仕事は振られない。
そんな固定観念を抱きつつ、説明会に行った。

しかし、予想に反して私は採用。

勤務は日曜から木曜まで。
金曜と土曜は公休にしてもらった。
土曜と日曜のどちらかを出勤日に充てなくてはならなかったが、土曜はクワイヤーの練習に出たい。
そんなとんでもないわがままな要望もあっさりと受け入れられ、来週月曜日から早速働くことになった。
時給1200円で、交通費は出ないらしい。
時給は少し安いけど、純粋な事務職未経験の私には多くを望めない。
1日中パソコンに向かい合う仕事は肩も凝るし、目も乾いて疲れるだろう。
だけど、3月までの期間限定。
ヒトと向かい合い過ぎる仕事に疲れた私には、いいかも知れない。
よし、学費のためにお金貯めるぞ!


<漫画喫茶にて>
キリン秋味 500ml
淡麗グリーンラベル 350ml

前だったら、500mlなんて飲みきれなかった。
今は、500を飲みきっても、350(サンゴー)缶も飲み干してしまえる。


<バーにて>
ZIMA 1本
マイヤーズのロック 1杯
キャリントン(カナディアンウイスキー)のロック 1杯
カナディアンクラブのソーダ割 1杯


この日、計6杯飲む。
久々によく飲んだが、これだけ飲んでも酔わなくなった。
お酒、強くなったかも。
漫画喫茶を出たのは、まだ9時前だった。
彼と私は吉祥寺の駅前でさよならをし、私はバーに寄った。
バーに寄る前、彼は言った。
「あまり私のことを喋らないように」
気の小さい男!
「喋らないよ」
私は返す。
私だって、自分の居心地を悪くしたくない。
そうでなくともあのバーには、多少なりとも気まずい事情を抱えているのに。
内田春菊が
「足の長い男にはバカが多い」
と漫画に描いていたが、それは当たっているふうに思えた。


バーに入ると、店員が
「昨日、桜庭さん来てたよ」
と、教えてくれた。
桜庭さんにあいたい。
ふと、私は思った。
私は聞いてみた。
「ねえ、カイロの先生来てる?」
舌の根も乾かぬうちに警告破り。
「来たよ。昨日桜庭さんと一緒に飲んでたよ」
遭遇したくない光景だ。
なぜなら私は、桜庭さんとは一度飲みに行き、そのまま泊まったことがある。
カイロの先生とは、デートを重ねている。
彼らはお互い、私と個人的に会っていることは知らないだろう。
桜庭さんともカイロの先生とも手を繋いだ程度とはいえ、私としては鉢合わせするのが少しこわい。
そんな日はいつか十分ありえるのに。
結局この日は、終電まで飲んだ。

私がやろうとしていることは、自分自身を不幸せにしようとしていること。
私は、あいつを失った穴を埋めたいだけ。
それがどんなにみじめかは、この日よくわかった。
だけど、当面やめられそうもない。
(いっそのこと、出会いパーティーで会ったヒトに連絡取ってみるか)
今の私は、あいつを忘れられるなら、誰でもいい。
不快感を感じないヒトなら。

通されたのはペアシートには、テレビ・ゲーム・パソコンの設置された机と、2人がけのソファーがあった。
私はパソコンを立ち上げ、彼はネットゲームをやろうとしていた。
しかし、お目当てのゲームは登録しないと参加できないことがわかり、彼は雑誌を2冊持ってきた。
1冊は『ビックコミックオリジナル』で、もう1冊は『パチンコ必勝ガイド』
彼は『パチンコ必勝ガイド』を読み始め、しばらくすると酔いが回ったのか眠りこけてしまった。
喋るにも小声だし、全然面白くない。
私はmixiにログインし、こっそり友人に実況メッセージを送った。
以下は抜粋である。


(前略)
今吉祥寺の漫画喫茶デート中です。
が、しかし、ツレは寝てます。
さびしいからといって、このヒトとつきあっていいのか考えてます。
ほんとにいいんでしょうかねえ…。
(後略)


この程度にとどめておいたが、余程このブログを更新してやろうかとさえ思った。
だけど、彼がいつ目を覚ますかわからない。
ブログには、彼のことがばっちり書かれている。
よく寝ている彼の隣に座りながら

(このヒトといたら、私はものすごくだめな恋愛をしてしまうかもしれない)

と、思った。
誰かといても感じてしまう孤独感。
彼に関して今まで目をつぶったり、背けたりしてきた部分が、一気に吹き出る。

(このヒト33年生きてるけど、とても薄っぺらいヒトだ―)

今日が終わったら、連絡を取るのは控えよう。
彼からの連絡は減っていた。
これを幸いと感じる私がいた。
私は、そのヒトを好きになろうとしていた。
自分自身にかけた、催眠術。
だけど、完全にかかることはできなかった。
彼と私では違い過ぎる。
会えば会うほど、この事実はくっきりと現れていった。


9月3日 土曜日

カイロの先生と吉祥寺で会う。
プールに行く約束をしていたのだが、3日前から私が生理になったため予定変更。
以前から
(生理よ来るな。来るならプールが終わってからにしてくれ)
と強く念じていたのだが、来てしまったのは仕様がない。
今までこの類の願い事は必ずといっていい程叶ったが、願いに反して生理が来たのは今回が初めてだった。
「絶好のプール日和」と名づけていいくらい晴れた空を恨めしく思いながら、私は吉祥寺に向かった。

私たちが向かった先は、井の頭自然文化園。
ここには、以前から見てみたかったものがあった。
象のはな子。
日本一長生きしている象だ。
カイロの先生とはじめて会った夜、バーではな子の話題が出て、店員が
「はな子が生きているうちに会っておかなくちゃ」
と話していたのだ。
はな子にも会い、園内をぐるりと一周したら
「この後さあ、メンチカツとビール買って、漫画喫茶で飲まない?」
と彼は提案した。
漫画喫茶でのデート自体初体験の私は
(世のカップルたちは、漫画喫茶でどんなふうに過ごすのだろう)
という素朴な疑問にも似た好奇心もあり、OKを出した。
断っておくが、その好奇心はエッチなものではない。
行列のできるメンチカツの店・サトウでメンチカツを、三浦屋でビールを買い、私と彼は漫画喫茶に入った。
ドクターディムース ハニーワインをロックで2杯。
夕飯のカレーライスのお供に飲む。
ハニーワインはホットかロックに限る・・・。
そのまま飲むには、やはり甘ったるいようだ。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。